粉引の作品の白化粧と透明釉

透明釉と白化粧の間は、釉薬がガラス化して溶け合っているが、生地と白化粧の間は、粘土同士なので溶け合う事はなく、収縮の差で剥離している場合もあり、ピンホールなど生じやすい。なので器を使用すると水分が隙間から生地に吸い込み易い反面、白化粧泥の決めの細かい膜が染み込んだ水分の蒸発を妨げてしまう。

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